製缶板金加工.com

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製缶板金における、工数が掛かる工程とは

製缶板金加工の工程は製作用プログラム作成工程、レーザ加工機やタレットパンチプレス機による抜き工程、曲げ工程、溶接工程、検査・梱包工程などがありますが、一番時間(工数)が掛かる工程は、製品形状や、部品点数にもよりますが、やはり溶接工程です。溶接工程はただ溶接をするだけではありません。製品の品質を決める製作工程の『要(かなめ)』であります。溶接後の歪取、溶接部位の削りなどの仕上げの作業があります。全溶接指示があった場合は、溶接歪を最小限にする工法を短時間で検討し、製作しなければなりません。溶接ビードも一定幅の綺麗なものでないといけません。製品が外観部品なのか、内部使用部品なのかによっても仕上げの方法・品質が変わります。製品を設計される方には是非、製缶板金加工品は歪が出ることをイメージし、溶接がやり易いように、仕上げのイメージが判るような名称で作図していただくよう検討をしていただきたいと思います。