Before
一体形状の製缶板金品でサイズが大きすぎるものは、道路交通法上の問題で10ｔトラックに積載できない場合があります。具体的には、10ｔトラック積載時に高さが4.2ｍを越す場合（製品として3ｍ）は、輸送手段としてトレーラーを選択する必要があり運搬コストが大幅に上がってしまいます。
コストダウン事例
After
機構上問題が無い場合は製缶板金品を別体化し、サイズ（高さ）を3ｍ以下に落とすことによって10ｔトラックでの運搬が可能となり、輸送コストダウンを実現することが可能になります。トレーラーを用いる場合と比較すると10～20万円以上の輸送コストダウンを図ることが可能になります。
大型の製缶板金品においては、極端に大きなサイズになることを避け、機構上問題が無い限りで別体化することによって、運搬コストを避けることが可能になります。運搬の際に用いる輸送手段が、法令やトラックのサイズ規格等によって制限を受け、コストが大きく異なるケースが発生するため、設計時に輸送手段を把握しておくことが重要です。