製缶板金加工.comでは、装置・ユニット品の図面起こしから、部品調達・製造まで一貫対応をしています。

当社では、他のページにも記載がありますが、3D-CADを活かすことで筐体構造のカバーやフレームのなどの製造を得意としており、工作機械や半導体製造装置・食品機械装置メーカー様向けに数多くの製品を提供してきました。これらの加工が可能となる要因として、社内に機械設計の技能を持つ担当者が2名在籍し、3次元的な形状からの理解をすることで、組図と部品図支給され、加工を行う際に、付加価値の提供が可能となるためといえます。

具体的な付加価値としては、

①組図と部品図を把握することで部品同士の関係性から不要な加工を避けることでコストを下げつつ、全体の品質を保つことができる。

②図面レベルでの無駄がないかチェックをし、機能的に不要な箇所については減らす提案が可能である。

以上のような点から当社では、筐体のような3次元的なカバーやフレームと得意としていました。今回、こちらでご紹介をしている現物・ポンチ絵から3D図面起こしから製造まで一貫受託製造についてもこれらのメリット提案を行う中で、当社が提供するようになってきたものと言えます。

具体的には、

「過去の製品で、図面がなく、製造ができずに困っている・・・」

「こんなユニットがほしいけど、製図から製造まで一貫してくれるところがほしい・・・」

といったお問い合わせがあり、当社で3次元図面の提案・構造上における無駄の削減・コストダウン提案を行うことで非常に高い評価を受けることができました。

簡単な工程フローとしては、下記の通りで、この流れを踏む中で上記のような提案活動を行いました。

最近では、図面がない装置やユニット品の製造の相談を受けており、電気設計部分を除く、製図・部品調達に対応をしています。

ひとつ事例としてご紹介をすると、下記の写真は半導体業界で使用するキャスターつきの搬送台車で、

写真のような製品が作れないかと当社にご相談がありました。

コンデンサー用移動式トレイ

写真をみて頂いてもわかるように、様々な部品から構成されており、ばらし図面（部品図面）の数にして40枚程度となっています。当社ではこちらの製品の一度お預かりをして、3次元の図面の製図、組図段階からのコストダウン提案ならびに部品図にした状態でのコストダウン提案を行い、製缶板金の加工品であるプレートや外装部分は自社で加工し、樹脂やボルト等は調達を行うことで、組立・納品までに対応をしました。

3次元図面の起こしや部品図へのばらし作業は、ある一定のコストはかかってしまいますが、定期的に数の出るものであれば、図面段階からのコストダウン提案などを受けていただくことで、十分なメリットの提供が可能といえます。

・部品図がなくて製造できない。

・コストの面で少し見直しをかけたいので、製図段階から相談に乗ってほしい

という装置・ユニットがありましたら、製缶板金加工.comにお任せください。