製缶板金加工.com

上場企業から品質優秀賞を受賞する企業が提供する、高品質・短納期の製缶板金加工品を提供

製缶板金加工.comは、製缶板金の設計・製作の専門サイトです。 Produced by 株式会社ミツヤ

技術者のつぶやき

製缶板金加工によるオイルパンの製作について

投稿日:2021年01月21日

工作機械や産業機械にとってワークを切削や穴あけ加工をする為にはワークへの加工熱を抑え、切粉を洗い流す為にクーラント液は大量に使われます。そのため、様々な部位でクーラントを受ける『オイルパン』が必要となってきます。 オイルパンにも様々な用途があり、クーラント液や切粉を機外へ排出する為のトイやダクト、シュートと呼ばれるオイルパン、機械装置が架台フレームよりはみ出しているために機械装置の下部を架台...  [続きを読む]


材質によって規格の板厚が変わるよ

投稿日:2020年04月15日

製缶板金加工.comでは様々な材質の板厚を取り扱っております。 その際、規格にないものを求めているお客様が多く見受けられます。 鉄 1.0t・1.2t・1.6t・2.0t・2.3t・3.2t・4.5t・6t・9t・12t・16t・19t~となります。 ステンレス1.0t・1.5t・2.0t・2.5t・ 3.0t以降は1.0刻みで規格の材料となっています。 上記以外にも取り扱...  [続きを読む]


厚板材加工時の注意点

投稿日:2016年02月01日

製缶板金加工.comには数多くの製缶加工品の製作依頼を頂いております。その中で製作側から見て設計者の方々へ注意をしていただきたいことの一つに、厚板材の表面処理・仕上げの指示についてです。製缶板金加工.comでは板材はレーザ加工及びレーザ・タレパン複合機で加工をしておりますが、レーザ加工機は12t、複合機は6tまでの加工限界があります。その為、16t以上の加工が必要であった場合は、鋼材企業、又は、機...  [続きを読む]


製缶板金の加工品において少ない曲げ加工は製品強度の向上にはならない

投稿日:2015年02月21日

製缶板金の製品には多くの曲げ加工があります。特に製品の強度を向上させるために端面を折り曲げる加工をすることがあります。設計者としては、スペースの問題や材料費削減などを考慮して、少ない折り曲げ加工の図面を作成することがありますが、少ない曲げ加工は歪である湾曲を発生しやすいです。   [caption id="attachment_3931" align="alignc...  [続きを読む]


捩れや歪が発生しやすい薄板材料を使用した製缶板金の加工品

投稿日:2015年02月21日

製缶板金加工.comでは製缶板金の加工品を設計からおこなっています。その時、薄板材料(1.6tや2.3t)を使用した大きな製品(H=800×W=900×D=900くらい)を構想する時には捩れや歪を発生させないように製品の強度を向上させるためのリブを入れるなどを実施します。しかし、実際に製作後の製品は予想以上に強度が無く、捩れや歪が大きく発生することが有ります。製缶板金の設計者には特に新構造を考案・...  [続きを読む]


製缶板金加工品における仕上げランクの指示

投稿日:2015年01月27日

製缶板金加工品の仕上げ、溶接組立後の溶接ビードを削るか削らないか、溶接加工をしたことが分からないように、若しくは材料を接合したことが分からないように溶接ビードを削り、歪を取って表面をピカピカに仕上げる等の必要性は、その図面を作成した設計者でしか詳しいことは分かりません。しかし、図面には仕上げのランクは記載されていません(水漏れ厳禁等の指示はありますが、それは仕上げランクではありません)。 そ...  [続きを読む]


製缶板金におけるR加工について

投稿日:2015年01月06日

近年、製缶板金加工製品においてRの付いた加工が多くなっています。始まりは工作機械や産業機械の外観のカバーだと思われますが、R加工の付いた外観のカバーは美観に優れています。近年のカバーは安全や環境を考慮して大型化しており、機械の圧迫感を軽減する為にはR加工が適しています。しかし、コストの面から見ると曲げ加工や溶接加工においてコストアップに繋がります。Rの大きさにより曲げ工程の加工工数が変わります。製...  [続きを読む]


製缶板金における、工数が掛かる工程とは

投稿日:2015年01月06日

製缶板金加工の工程は製作用プログラム作成工程、レーザ加工機やタレットパンチプレス機による抜き工程、曲げ工程、溶接工程、検査・梱包工程などがありますが、一番時間(工数)が掛かる工程は、製品形状や、部品点数にもよりますが、やはり溶接工程です。溶接工程はただ溶接をするだけではありません。製品の品質を決める製作工程の『要(かなめ)』であります。溶接後の歪取、溶接部位の削りなどの仕上げの作業があります。全溶...  [続きを読む]


製缶板金の製品名称について

投稿日:2014年12月10日

製缶板金加工において製品の名称は大変に重要です。Assyまでの一括発注を頂くと多くは全体の組図を添付していただける為に製品の使用方法などが理解しやすい為に、品質や精度を作業者が理解を深めて加工をすることができます。しかし、単品発注、部品発注の場合は、組図を頂くことが少ないために、図面の製品名称から製本の使用方法を考察することになる為に、時には溶接不足であったり、水漏れ、仕上げ不足、加工精度不良の不...  [続きを読む]


3D設計による複雑な形状の製缶板金加工品

投稿日:2014年12月04日

近年、多くの製造メーカーで3D設計が行われています。製缶板金加工.comを運営している株式会社ミツヤにおいてもソリッドワークスにて3D設計しています。3D設計の良いところは形状が誰にでも判り易いことではないでしょうか。ソリッドワークスの中の画面上でくるくる回って外観を見ることが出来ますし、断面も容易に縦方向や横方向を見ることができます。非常に便利です。 製缶板金加工品の形状が以前よりも複雑に...  [続きを読む]


製缶板金加工にリーマ加工は本当に必要なのか?

投稿日:2014年12月04日

製缶板金加工の図面にリーマ加工の記載が増えています。例えば、板が厚板(20tや30t位)で両面削り、研磨してあり、穴位置なども機械加工で高精度であれば、製品の使い方によって、リーマ加工は必要になります。リーマ加工することで製品の機能は向上しますが、一方で加工現場の製造コストが上昇することに繋がります。設計者は製缶板金加工の図面の中でリーマ加工を入れる際、このことを頭に置く必要があります。 例...  [続きを読む]