製缶板金加工.com

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製缶板金におけるR加工について

近年、製缶板金加工製品においてRの付いた加工が多くなっています。始まりは工作機械や産業機械の外観のカバーだと思われますが、R加工の付いた外観のカバーは美観に優れています。近年のカバーは安全や環境を考慮して大型化しており、機械の圧迫感を軽減する為にはR加工が適しています。しかし、コストの面から見ると曲げ加工や溶接加工においてコストアップに繋がります。Rの大きさにより曲げ工程の加工工数が変わります。製缶板金加工.comではR75、50、30、25、20、15、10であれば、専用金型で曲げますが、それ以外であれば、小さいRの場合は、曲げ加工機による送り加工、大きいRの場合は3点式のローラー加工機を使用して加工をおこないます。3点式ローラーでは加工幅が1000mmを超えると加工ができません。どちらの加工においても、表面に加工跡が着く為、最終工程(製缶板金加工.comでは溶接工程)で加工跡を消す仕上げが必要となります。又、Rの加工精度があまり良くない為、溶接工程で他の部材と合わせる作業に工数がかかります。設計段階において、R加工の難易度、仕入先の加工方法(金型サイズ、3点式ローラー)を理解した図面を作成されると、コストの削減に繋がります。