ダクト式 シュートオイルパン
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本製品の特徴
ダクト形状をしたクーラント受け(オイルパン)を製缶板金加工.comで製作した事例をご紹介します。工作機械の切削用クーラント液を機械後方へ排出する為の板金加工品です。本製品の特徴は多くのクーラント液は大口から流入しますが、他にもクーラント液流入口付近の側面とクーラント液排出口上面からの2箇所の流入口を持っています。そのため、流入口に比べて排出口は大きな開放となっています。本製品の上面に機械装置が出っ張っている為に、上面を50mm段差をつけて下げています。通常クーラント受けの底面は傾斜をつけますが、本製品はクーラント液の流入量が多い為と側面からもクーラント液を流入する為、傾斜が無くても流れる為に傾斜はありません。そのため、ダクト高さが一定であり曲げ加工を多くすることで、通常のクーラント受け(オイルパン)よりも溶接量が少なく、コストダウンとなっています。当然、水漏れが厳禁の為に接合部は全て全周溶接を行っています。側面と上面流入口の座板外面はタップ溶接になっていますが、座板と本体にクーラント液が溜まらないように口の内側は全てTIG溶接にて全て溶接されています。溶接した部位はお客様から水漏れの信頼性を高める為と当初の見積からのコストダウンのために削りの仕上げを行っていません。
ダクト式クーラント受け(オイルパン)は製缶板金加工.comにご相談ください。