機外排水用ダクトオイルパン
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本製品の特徴
機外排水用ダクトオイルパンを製缶板金加工.comで製作した事例をご紹介します。本製品は工作機械のワーク加工時に使用したクーラント液を、切粉と共に機外は排出するための板金加工のダクト型のオイルパンです。ダクトオイルパン本体は工作機械の外面に取り付けるため、製品からクーラント液が漏れると工場床を汚す為、水漏れは厳禁となります。本製品は簡易な製品に見えますが、材料としては2.3tを4種4点、3.2tを3種3点、9tを1種1点、PT80Aネジソケット1個と計9種9点の部材を組み合わせ、全ての接合部は基本的に全溶接を行った板金加工品です。ダクトオイルパンの底辺は使用されたクーラント液と共に流れてくる切粉が溜まらないように中央に向けて谷折の曲げ加工をおこない、全体に3度の傾斜をつけています。傾斜をつけ過ぎると、クーラント液の流れが速くなり、排出口の壁付近から外へ漏れ出ることがあるので、傾斜角3度と緩めとなっています。ダクトオイルパンの中を清掃し易いように内面上部にフタを置くリブを取り付けています。リブ端面より水漏れが無いように、コーキングをして水漏れ防止をおこなっています。
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