Q.板金加工において曲げ加工ができない正方形などの形状はありますか?
製缶板金加工の曲げ工程において、X寸法とY寸法が同等になる正方形の形状などは加工が非常に難しい代表的な例として挙げられます。
具体的には、曲げている地点と既に曲げ加工が済んでいる地点が垂直方向で同じ位置になってしまうことが原因です。この現象が発生すると、曲げ上金型や金型を取り付けている中間板、さらには機械本体そのものにワークが干渉してしまい、物理的に曲げることが不可能となります。設計段階でこうした干渉が予想される場合は、形状を分割して溶接接合に変更したり、干渉を回避するための特別な逃げを設けたりする工夫が必要となります。
株式会社ミツヤではこうした曲げの限界を熟知した技術者が図面を精査しており、加工不可と判断される前に最適な形状への設計変更案を提示させていただいております。意外と知られていない加工の制約ではありますが、干渉が発生する形状については早めのご相談をいただくことで、納期遅延やコスト増加を防ぐことが可能となります。

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