製缶板金加工.com

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ナット溶接からバーリングへの変更によるコストダウンのポイント

Before

薄いプレートにボルト用のタップ穴を設ける必要がある製缶板金部品は、タップの長さを確保するためにプレートの裏側からナットを溶接を行うことがあります。しかし、ナット溶接によるタップ長さ確保は溶接工数が必要なうえ、ナットの材料費が掛かるためにコストが高くなる設計方法になります。

コストダウン事例

After

プレートのタップ穴深さを確保する目的で別の方法として、バーリング加工を選択することでコストダウンと納期短縮を実現することができます。バーリング加工で図面を描くことで、溶接の手間を省略した上でタップ穴の長さを確保することができ、同時に材料コストダウンを実現することができます。

接合部においてタップ長さが足りない場合はナット溶接によって対応することがありますが、別途部品を調達、溶接するためにコストアップになってしまいます。このような場合はナット溶接に代わりバーリング加工を行う設計とすることで、製缶板金加工の加工コストダウンを実現することができます。