製缶板金加工.com

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鋼材使用から薄板鋼板への変更による工数削減①

Before

製缶板金部品において、市販されている鋼材や鋼板を使用して設計しようとする場合、必要な寸法などに適合するものが市販されているか調査する必要があるなど設計工数がかかります。製缶板金加工においても、鋼材を使用する場合は、①鋼材切断、②切断面バリ取、③穴位置にケガキ線記入、④ポンチ打ち、⑤小型ドリル等で穴あけ、⑥タップ加工、と最終工程の溶接作業までに多くの工数がかかりコスト高となります。

コストダウン事例

After

板厚9mm 以上の鋼材は、メイン材料の板厚と同じ材料を使用した曲げ材で代用すれば、薄板加工のみにすることができます。曲げ材での代用により、市販品の有無を確認する必要がなくなり設計工数を削減できます。また、製缶板金加工に用いる材料種類も減らせますので、材料搬出入・曲げ金型交換の回数を抑え、溶接工程までの前段取り作業が効率化し、納期短縮かつコストダウンへと繋がります。

市販の鋼材を製缶板金部品に使用する場合、必要な寸法に合うものの有無を確認しなければなりませんので、設計時に確認作業の工数が多くかかります。メインの板材を曲げ加工したもので、鋼材に代用することができれば、設計時の確認の手間を省くことができます。また、管理コストを削減し、加工効率も向上することによりコストダウンを図れます。