工作機械用架台フレーム
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本製品の特徴
製缶板金加工.comで製作をしました工作機械用架台フレームの事例をご紹介します。本事例品は工作機械本体の付属装置用の架台フレームです。材料は角パイプ19本の製缶加工と、8種21個の板材の板金加工を溶接組立した製缶板金加工のフレーム構造です。製缶板金加工.comでは最近まで厚板のレーザ加工が出来ませんでしたが、レーザ加工機を更新した為25tまで加工できるようになり、納期の短縮を図ることが出来ました。天板の上面に機械装置が組立てられ、装置からオイルやクーラント液が流される為に、フレームの途中に2.3tのオイルパンを構成して、床などに液体が落ちないようにしています。架台フレームとしては難しくはないのですが、天板の後方に立ち上がっている角パイプと天板がある程度の直角度が必要であり、立ち上がりの角パイプを普通に溶接組立していくと、溶接熱による歪が発生し角度がズレる為、簡易ジグなどで角度を保持しながら溶接組立をしています。架台フレームには回転したり振動する機械装置が取付けられる為、フレームには強度が求められるので角パイプの接合部は全て開先を取ってから全溶接をして製品の強度を出しています。又、外周部は見栄えの品質も求められる為、溶接ビードを削れるところは削って見栄えの品質をUPしています。多くの架台フレームの天板には機械装置の取付用タップや位置決めの穴が厳しい交差で指示されてることが多いのですが、本事例はJIS規格の公差内であった為、全ての穴やタップはレーザ加工で加工しています。
製缶板金加工.comでは多くの架台フレームの実績があり、又、品質面の評価についても高い評価を頂いております。
架台フレームの製作や加工方法、見積については製缶板金加工.comにお気軽にご相談ください。