ステンレス台車の架台フレーム
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本製品の特徴
こちらは製缶板金加工.comで製造を行った産業機械の架台フレーム部品となります。納め先としては、電子部品の生産工場で、社内の搬送用の台車として使用されています。電子部品を生産する工場では、細かい錆の粉体というのが製品の品質に影響を及ぼすために台車一つとっても、充分に注意が必要となります。当初は鉄製に塗装をした製品でしたが、埃やごみなどを嫌う工場の為、劣化した塗装被膜や製品の錆が工場内で落とさないようにするために、鉄からステンレスへと材質を変更し、耐薬性・錆防止をするようにしました。
ステンレスの溶接は歪が出やすい為、ステンレスの型鋼材の材料加工は鉄の型鋼材よりも溶接を少なくなるような材料取りの工夫をしています。その為、全体寸法精度が出にくいのですが、作業者のこれまでの経験をもとに材料の寸法を多少大きめにすることで対応しています。また、鉄と違いステンレスの溶接ビードは通常削り仕上げをおこなわない為、溶接ビードの美観にも注意をした材料加工と溶接をおこなっています。架台フレームであるので全体的に製品の強度が求められるので、必要な溶接部位には肉盛り溶接をおこない、溶接強度をアップしています。溶接後は歪取りと、溶接後の焦げ取りの仕上げをおこない、ステンレス材の美観を保持しています。
製缶板金加工.comでは多くの架台の実績があり、ただ製作するだけでなくコスト面や機能面においてご提案おこない、より良い製品づくりに努めておりお客様に喜ばれております。
架台等の製缶加工や製缶板金加工でお困りのことがあれば、製缶板金加工.comへお気軽にご相談ください。