ステンレス製ガイド
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本製品の特徴
こちらは製缶板金加工.comで製作しましたステンレス製ガイドの事例のご紹介となります。本案件はステンレス2.0tが2種各1枚、1.0tが1種2枚を合わせた板金加工の製品です。2.0t+1.0t+2.0tと3枚を重ね合わせた製品で板材の端面の外周を溶接しています。本製品で加工が難しいのは内外にR20の加工指示があり、重ね合わせる板材のRがすべて違う加工です。各板材のR加工が外内で2種類あり、重ね合わせて時にスキマが無いようにしなくてはいけません。また、2-6キリ穴も3枚合わないといけません。当初図面を頂いたときに理論上、設計上は可能だが、製作はできないと思われていましたが、1個試作を製作したところ課題点をクリアすれば製作可能だと分かり製作することが出来ました。また、もう1点難しい点は2個同じものにしなくてはならない点です。曲げ加工の技術者と溶接加工の技術者がそれぞれ工夫をしてほぼ同じものを製作することが出来ました。画像5・6を見ていただけるとほぼ同じ形状になっていることが分かっていただけると思います。
製缶板金加工.comでは本案件のように難しい板金加工の製品でも挑戦し、課題点を見つけ、課題を克服するための知恵を各工程の技術者が集まって検討し、克服して製作を進めています。
難形状の板金加工の製品でお困りのことが有りましたら、製缶板金加工.comへお気軽にご相談ください。