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製缶板金加工品の大きさと運搬トラック荷台の大きさの関係について

製缶板金加工品の大きさと運搬トラック 荷台の大きさの関係は非常に重要であります。製品の大きさに適したトラックにて運搬する為、大きすぎると、製品に適した以上のトラックにて運搬することになり、運搬費が増大します。製缶板金品の設計者にはトラックの荷台の大きさを知ることはコストダウン対応に重要です。トラックの運搬車両が道路を走行する時に道路法で3.8m(一部指定道路は4.1m)と制限されております。このことを踏まえて標準的なトラックのサイズと製品を積載できる大きさは下記の通りとなります。

☆、トラック種類    荷台幅×荷台長さ×積載可能高さ  (製品 幅×製品 長さ×製品 高さ)

1、4トン 平ボディ 幅2.1m×長さ6.2m×高さ2.8m(製品 幅2.0m×長さ6.1m×高さ2.85m)

2、4トン 箱型ウイング  幅2.2m×長さ6.2m×高さ2.3m(製品 幅2.1m×長さ6.0m×高さ2.2m)

3、10トン 平ボディ  幅2.35m×長さ8.5m×2.4m   (製品 幅2.25m×長さ8.2m×高さ2.4m)

4、10トン 箱型ウイング幅2.35m×長さ9.4m×高さ2.4m (製品 幅2.25m×長さ9.0m×2.3m)

以上が、代表的な製缶板金品を運搬する為のトラックの荷台の大きさと、製品の大きさの関係です。

設計者の方に重視をしていただきたいのは、トラックへの積載可能高さと製品の高さの関係です。平ボディであれば、積載高さ製品高さが同等になります。しかし、箱型ウィングの時は積載高さに比べて製品高さが約100mm低くなります。これば、荷台に積載する時には通常フォークリフトを使用するために、箱型ウィングの高さよりで製品を持ち上げたり、引き出し押し込みが出来なくなるからです。又、パレットに製品を載せて積載する時には、パレット高さを考慮する必要があります。通常多くの製缶板金品を運搬する企業は雨や風、雪による錆びや破損を防ぐ為に箱型ウイングのトラックを使用しています。

 

この高さを超えた製品を運搬する時には、低床トラック、低床トレーラー、超低床トラック・トレーラーを使用することになり、運送費が増大します。又、箱型ウイングがない為に、製品には雨・雪避けの幌を被せて固定する為に不安定であったり、製品郷土が弱い製品であった場合、固定ベルトなどで破損する恐れがあります。

製缶板金加工品の設計者には上記のトラックサイズと製品サイズの関係の基礎知識をもとに、運搬用トラックの荷台大きさを超えない製品設計をしていただけると、運送費の削減になることを知っておいていただきたいです。もし超えるとなった場合は分割製作・現地組立を検討していただきたいです。

トラックに荷台大きさには幾つかの種類があります。製品の大きさと運搬に関する詳細、見積などは製缶板金加工.comにお気軽にご相談ください。