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工作機械用オイルパンの形状(タンク・ダクト・トイ・シュート)の種類についての基礎知識

当社では製缶板金加工を得意としており、その中でも、工作機械用オイルパンを数多く製作しております。今回は工作機械用オイルパンの形状の種類の基礎知識についてご紹介します。

工作機械用のオイルパンは、工作機械部品の一種で、工作物を切削などの加工を行う際に発生する切削油剤や切り粉の受けのことです。また、機械の安定台として多く使用されています。

工作機械用のオイルパンは広義では1つですが、形状は大きく3つ『タンク式・ダクト式・トイ式(シュート式)』に細分化することができます。

タンク式オイルパンは、高さ(深さ)があり、工作機械や産業機械において使用される切削用クーラント液や油を機外へ排出されたものを溜める為の回収用に使われることが多い点が特徴です。

ダクト式オイルパンは、上面を塞ぐ蓋が取り付いていることが特徴です。主に切削用クーラントが大量である時に多用されます。例えば、2箇所からクーラントをオイルパンに流し込み排出する際にオイルパンの上面が開放されていると、クーラントの流れの勢いで外に出てしまう恐れがあるのでこれを防ぐためにダクト式オイルパンが使われます。また、流水効率を高めるために、全ての底面は傾斜が付いていることが多いです。

トイ式(シュート式)オイルパンは、トイ(樋)式(シュート式)のオイルパンは工作機械や産業機械の間の隙間を狙った形状になっているため細長い形状であることが特徴です。多くの場合、機械から排出されたクーラントを多く受けるために、入り口は板金加工品にて膨らませた形状になっています。

製缶板金加工.comでは、『タンク式・ダクト式・トイ式(シュート式)』といったあらゆる形状の工作機械用オイルパンを1個から特注で製作をすることを得意としております。また、設計段階からのVAVEコストダウン提案も可能です。最適な工法によって加工することで、低価格・短納期を実現いたします。

詳細につきましては製缶板金加工.comにお気軽にご相談ください。