製缶板金加工.com

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製缶板金品における材料選定のポイント

製缶板金加工品には、その使用用途に合わせてさまざまな材料が使われます。一般的な工作機械や建機、農機などのフレーム・架台などには鉄が使用されることが多く、装置や耐食性が求められるものはステンレスやアルミが用いられることもあります。

また、材料によって特性があるため、製缶板金品の材料選定を行う際には注意が必要となります。例えば、耐食性が求められるからといって、フレーム・架台などをすべてステンレスで作ってしまうと材料コストも製作コストも大きく上がってしまいます。鉄に表面処理を行うことで耐食性を上げることができますが、表面処理に必要となるコストと納期とのバランスの検討が必要です。また、アルミの場合には、ステンレスのような粘り気がないために、曲げ加工を行うと割れてしまうこともあります。アルミの方が軽量化は可能ですが、取扱いが難しくなるという注意点もあります。

形状にもよりますが、材質によっては溶接のしやすさも異なってくるので、注意が必要です。ステンレスの場合は、鉄に比べて溶け込みやすいので温度管理が難しく、技量が必要となります。また、薄板のステンレスの溶接は歪みが発生しやすいという特徴があります。

フレーム・架台において、H鋼やI鋼、アングル材などの鋼材が使用される場合がありますが、市販の鋼材を使用した方がよいケースと、板材から曲げ、溶接を行った方がよいケースがあります。例えば、流通量が少なく、価格が高くなりがちな材質やサイズの鋼材の場合には、板材を曲げや溶接をして鋼材と同じ形状のものを製作した方がコストも安く、短納期となります。もちろん、使用される個所によっては高い耐久性が求められ、鋼材でなければならない場合がありますが、コスト、納期の圧縮を行う上では、見直すべきポイントの1つです。

製缶板金加工.comでは、材料選定のアドバイスや、材料変更によるコストダウン提案を行っています。現状のスペックをそのままに、予算内でのコストダウンをご検討の方は、是非一度、製缶板金加工.comまでお問合せください。