製缶板金加工.com

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製缶板金加工の位置決めを簡易に決定する加工事例

製缶板金加工の溶接組立において、部品の位置決めは意外と難しいのもであります。例えば300角の板の中央に50角の板をそれぞれの板端面を平行に取り付ける時、300角の板に50角の板を取り付ける位置にレーザマーキングや手作業にてケガキ線を入れて位置決めをしますが、手で50角の板を押さえて溶接をしようとすると50角の板はずれ易い為、通常は300角と50角の板と作業台を万力などで固定し、寸法を確認してから溶接作業を行うことになります。この固定する、寸法を確認するという作業が、作業工数アップとなり、製品のコストアップの原因となります。

製缶板金加工.comでは製缶板金加工品の位置決めを簡易に決定する方法として、凹凸を利用した方法(嵌め込み式)をVA案として提案し、固定する・寸法を確認する作業を削減してコストダウンを実現していますています。

下記の写真が加工事例となります。

部品位置決めを簡易に決定する方法(凹)

部品位置決めを簡易に決定する加工事例(凹)

部品位置決めを簡易に決定する方法(凸部品)

部品位置決めを簡易に決定する加工事例(凸部品)

部品位置決めを簡易に決定する方法(嵌め込み)

部品位置決めを簡易に決定する加工事例(嵌め込み)

部品位置決めを簡易に決定する方法(嵌め込み裏面)

部品位置決めを簡易に決定する加工事例(嵌め込み裏面)

 

 

 

 

 

加工事例では、本体に四角い穴(凹)を加工し、部品に嵌め込み部(凸)を加工し、部品を本体に嵌め込むことで誰が作業をしても簡易に位置決めが可能となり、タップ穴の位置精度が格段に向上しています。凸が付いたを本体の裏から溶接することで、表面にも溶接ビードがない為、外観も綺麗になります。

この方法は多くの製缶板金加工の加工に利用できるわけではありません。特に専用品でリピートの可能性が少ない、数が少ない、製品が大きいので嵌め込んでも裏面の溶接がし難い、などとなると位置決めを簡易にする方法(嵌め込み式)は利用できません。

製缶板金加工.comでは基礎知識をもとに上記の難点を考慮し、位置決めを簡易にする方法(嵌め込み式)のVA案を提案し、又、見積を行います。

詳細につきましては製缶板金加工.comにお気軽にご相談ください。