製缶板金加工.com

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異形鋼材による構造物を同形鋼材の構造物への変更

Before

鋼材の角パイプを使用したダクトや支柱のような製缶板金部品において、上図のように、繋ぎ合わせる角パイプの規格寸法が異なった構造となっている場合は、切断角度がそれぞれ異なりますので、4 回の切断角度の微調整が必要となり、作業時間が多くかかります。したがって、上図のような製缶板金部品は、工数が多く掛かるコスト高の設計ということになります。

コストダウン事例

After

機構上問題が無ければ、上図例のように鋼材の角パイプの種類を1 種類とした製缶板金部品に設計変更を行なうことで、90°切断角度の以外には65°のみとなりますので、切断角度の調整を繰り返す工数が削減され、寸法・精度が出し易くなります。したがって、全体の作業工数が削減されますのでコストダウンが可能となります。

ダクト配管などパイプ形状の製缶板金部品において、繋ぎ合わせる部位ごとに太さが異なる場合は、それぞれの切断角度を微調整する作業に非常に手間がかかります。各部位のパイプの太さを合わせて設計することによって、角度調整の作業は簡略化しますので、工数削減によるコストダウンが可能となります。