製缶板金加工.com

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溶接工程を考慮した製缶板金設計のトラブル防止のポイント

Before

溶接工程においては溶接機のノズルを溶接箇所まで近づけた上で加工を行う必要があります。しかし製缶板金品の100mm 以上内部に溶接箇所が存在するような場合、溶接したい箇所まで溶接ノズルを近づけることができません。この場合一般的に溶接は不可能になってしまいます。

コストダウン事例

After

溶接工程における溶接ノズルの位置取りを考慮した設計とすることで、製缶板金部品の加工上でのトラブルを防止することができます。具体的には、溶接する部分を板金曲げ部品を用いた設計に変更することにより、部品の両側ではなくノズルが届く片側での溶接で加工が可能になります。

溶接工程においてよく起こりがちな設計に起因するトラブルとして、壁部分に両側溶接が設計指示されている箇所に溶接機のノズルが近づけずに、溶接が行えないトラブルがあります。板金曲げ加工により溶接部の部品を設計することで片側からの溶接のみで接合を行うことができ、溶接が加工不可能になるトラブルを防止することができます。