製缶板金加工.com

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製缶板金加工.comは、製缶板金の設計・製作の専門サイトです。 Produced by 株式会社ミツヤ

製作部品点数を削減した設計におけるコストダウンのポイント②

Before

各部品の穴ピッチや板材平行度が低精度

フレーム製作におけるVA事例をご紹介します。本製品は工作機械の装置取付用のフレームですが、装置を取り付ける為の板材(12t)が長穴加工をされて4枚取り付いています。12t板材を取り付けたときに少しでも平行度が出ていないと、横方向の穴ピッチの精度が低くなります。縦方向は長穴のため、板材の平行度はあまり関係が内容に思われますが、4枚の板材がバラバラな方向に取り付いていると、長穴の役割の効果が発揮しません。

コストダウン事例

After

上記図例のように縦方向の12t板材2枚を1枚にすることで部品が4点から2点に削減され、板材のレーザ加工機による抜き工数や溶接工数が削減されます。板材を溶接する時に穴ピッチは縦方向を計測する必要が無くなり、左右の横方向のみを板材の平行度と共に計測することで、板材取付精度の確認工数が削減され、製作費のコストダウンを実現できます。

製缶板金加工を設計する時には、最初に必要な部位に配置を下板材を、穴ピッチの精度や部品点数削減の目で再度見直すことで、コストダウンを実現することができます。部品点数が削減されると言うことは、部品のプログラム作成工数、部品の抜き加工工数、曲げ工数、溶接工数が削減されます。又、製作後の検品計測も容易となるため、計測ミスなどが少なくなります。製缶板金加工.comでは設計段階からの具体的なVA提案と見積をおこない、コストダウンを提案させていただいております。