オイルパン付架台フレーム
業界 | 製缶板金加工 |
---|---|
材質・板厚 | SS400 SPHC-C |
寸法 | H:2350 W:1485 D:1547 |
備考 | 角パイプ3.2t×50×50 アングル6t×50×50、6t×75×75 2.3t 3.2t 6t 12t 19t 22t 28t |
※図面をクリックいただくと、拡大されます
本製品の特徴
製缶板金加工.comで製作をしました工作機械向けのオイルパン付架台フレームの事例をご紹介をします。本製品は工作機械の検査や加工装置の土台となる製缶板金の架台フレームです。フレーム本体は角パイプが91本、厚板材が16枚、薄板材が14枚、合計121個の部品で大量の材料で構成された製缶加工品です。厚板材には合計111個のタップの指示があり、全て手作業にてタップの加工をおこなっております。強度が必要なために全てを全周溶接しています。本装置はワーク加工時に切削熱を抑え、切削粉を流す為にクーラント液を使用されるので、フレームの下部にフレームよりも大きな板金加工品のオイルパンが組み込まれております。オイルパンの内面を角パイプが貫通しており、貫通下面にてオイルパンと角パイプを全周溶接し、表面は切込み部に切粉が溜まらないようにコーキング材で切り込みを埋めています。写真には写っていませんが、オイルパンの中央がダレ下がらないように裏面には6t材のリブが溶接され、オイルパンの傾斜角度を保持しています。本製品の上面部は下部画像の左から2番目の写真の様に途中で切断されている為に、当初、枠組み溶接を行っていくと溶接歪で枠が内側へ引っ張られる為に外径寸法が-6mm誤差が発生してきましたが、他のフレームを組み込む時に修正をおこない、-1mmの誤差に抑えました。
製缶板金加工.comでは多くのフレーム加工の実績から、溶接歪を軽減する加工を工夫しております。
工作機械などに使用されるオイルパン付架台フレームの製作や見積のことなら製缶板金加工.comにご相談ください。