オイルパン付架台フレームベース
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本製品の特徴
製缶板金加工.comで製作しました工作機械向けのオイルパン付架台フレームベースの事例をご紹介します。本製品は加工装置の補助用の製缶板金の架台フレームベースです。加工装置の配線や配管が当初の架台フレームよりはみ出る為に、はみ出た配線や配管を囲う為の製缶加工で製作したフレームベースです。加工装置ではクーラント液を使用してワークの切削や穴あけ加工をおこなう為に、配管や配線にもクーラント液が付着しますが、付着したクーラント液が床面に伝い落ちることを防ぐ為に板金加工で製作したオイルパンが組み込まれています。多くのクーラント液が外へ流れ落ちない為と、クーラント液を回収しやすいようにオイルパンの傾斜は強めとなっています。オイルパンの内面に角パイプが貫通している為に裏面より角パイプと全周溶接を行い、表面は角パイプとのスキマに切粉が挟まり滞留しないようにコーキング材にて切欠けを埋めています。フレームペース上部に長穴が加工されている厚板材(12t)が2枚取り付いていますが、当初は各角パイプに2枚づつ、計4枚の厚板材でありました。VA提案により各角パイプの厚板材を1枚づつにすることで、部品点数を2点削減し、各穴ピッチ精度を向上させ、製作後の検査を簡易にすることで、約5%のコストダウンを実現しました。
本製品のような工作機械向けのオイルパン付架台フレームベースの製作や見積については製缶板金加工.comにご相談ください。