架台フレーム(量産タイプ)
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本製品の特徴
製缶板金加工.comで製作しましたアングルの型鋼材を使用した架台と天板板と周辺カバーを組立てた架台フレーム(量産タイプ)の事例のご紹介となります。本案件は産業機械・装置向けの架台フレームとなります。当初は2台の製作でしたが、後日19台追加となりました。製缶板金加工.comとしては難しい部類の製作品ではありませんが、19台の量産をすることが珍しいことでした。製作期間が短い為に通常1台や2台であれば一人や二人で製作し、品質を合わせることは難しくありませんが、19台だと8人くらいで製作することとなり、品質を合わせることに少し苦労をしましたが、最初に2台を製作していた為、加工の注意点や品質の基準を決めることで、2台+19台の品質をある程度統一することが出来ました。
天板は9t材を2枚で構成されています。架台フレームは塗装処理が必要ですが、他の製品との兼ね合いもあるため、製缶板金加工.comでは塗装処理はしておりませんが、天板は3価クロムメッキ(白)の表面処理をしております。出荷時には架台フレームに他のカバーとこの天板を組立てて出荷をするため、先に天板を加工し3価クロムメッキ(白)の表面処理依頼をしたのですが、処理後、表面に傷が多数発覚したため、お客様に傷の発生理由と傷がどの部位にどのような感じてついているのか写真を送って確認をしていただき、架台フレームに装置品を組立てた時に見えるところを教えていただき、傷消しの処理をおこない、再度、3価クロムメッキ(白)の処理をしたため、納期がギリギリとなり、冷や汗をかきました。製缶板金加工.comとしては傷がどこの過程において発生したかを原因を追究し、今後このような多くの厚板を出荷するときには、どのように梱包する必要があるのか等の勉強の機会を得ることが出来ました。
出荷ですが、当初は19個の製品は大きさ的には4tonトラックに積み込むことが可能な為4ton車を手配していましたが、事前に運送業者が製品を確認しに来られた時に製品19個の重量が3,000㎏を超える為、積載重量が2,750㎏までしか積み込むことが出来ない4ton車ではNGと分かり、急遽10ton車に変更して、対応をしました。
製缶板金加工.comでは様々な架台フレームを単品から量産まで製作の事例がございます。運送については小さいものであれば、宅配便を使用し、少し大きければ混載便、多くの数量であったり、積載重量によっては4ton車や10ton車、トレーラーを手配することも可能です。
架台フレームについてお困りのことがございましたら、製缶板金加工.comにお気軽にご相談ください。