大型架台フレームAssy
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本製品の特徴
製缶板金加工.comで製作をしました大型架台フレームAssyの事例をご紹介します。本製品は型鋼材のチャンネル2種やアングル4種と鋼板材を組み合わせた架台フレームに1.2tの鋼板材で製作したメンテフタやメンテ扉を組立てた2個の製品となります。
架台フレームだけの写真が無い為、3D図で形状は確認をしていただければと思います。架台フレームの型鋼材は2種15本のチャンネル材と、4種22本のアングル材、19t材の吊環板や9t材の座板、1.6t・2.3t・6t材の鋼板材を12種31枚で溶接組立をしている大型の架台フレームとなります。1.6t材は架台フレーム株に組み込むオイルパン、2.3t材は装置用ブラケット、6t材は補強材や部品取り付け用ブラケットになります。
架台フレームの内外面にはメンテフタやメンテ扉を固定するタップやその他機器類やブラケットを取り付ける為のタップ・穴を溶接組立後に手作業にて加工をしています。五面加工機があれば外面のタップは加工が簡易になると思われますが、メンテフタやメンテと架台フレームの水平度や垂直度等を揃える為に現品を合わせたうえで、ゲージ板を使用してタップや穴をドリルなどで手作業で加工をしています。その為、ゲージ板も9種9枚製作しています。
メンテ扉には2分割型のパイプ蝶番を使用しています。扉同士の隙間やメンテフタとの隙間をなるべく均等にした状態で、現合で溶接取付をしています。
製品高さが2600あることから、運送用のトラックはウイングを使用することが出来ません。Assyをせずにメンテナンスカバーやメンテ扉を架台フレームから外して別梱包にすることで、架台フレームを寝かせてウイングのトラックに積み込むことが可能ですが、そうすると、運送時に別梱包したメンテナンスカバーやメンテナンス扉が振動で破損する恐れがあり、また、架台フレームに溶接取付をしたパイプ蝶番も変形や破損する恐れがあるため、平ボディのトラックをチャータして積み込みました。本製品だけだと積込量が荷台に対して3分の1程度と少ないですが、幸い別の製品が近日納期で依頼されており、混載便で出荷する予定でしたが、別製品も積み込むことで、全体の運送料を削減しました。
製缶板金加工.comでは様々な大きさの架台フレームや付属品一式の架台フレームの実績が多数あります。一式でご注文をいただくことで、カバー類を架台フレームに合わせた製作をし、また、組立てた状態でお客様へ納品するので、お客様より品質面においても高評価を頂いております。架台フレームなどのお困りのことがございましたら、製缶板金加工.comにお気軽にご相談ください。