製缶板金加工.com

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製缶板金部品のタップ板と補強材の兼用によるコストダウンのポイント

Before

図例のように裏面に窓用透明板取付用タップ板と補強材が取付けられた製缶板金部品を設計する事があります。この場合、補強材の材料費や加工費が発生します。又、裏面に取付ける部品が多い為、溶接加工の作業時間が増大します。この製缶板金部品の表面には、裏面に溶接にて取付た部品の溶接痕が残りますので、溶接痕の削除作業、仕上げ作業が必要なため、リードタイムが増大し、コストアップに繋がります。

コストダウン事例

After

性能や機能が確保出来るのであれば、図例のように窓用透明板取付用タップ板を延長させて補強材を兼用するように製缶板金部品の設計変更を行うことによって、補強材の材料費や加工費が削減され、コストダウンに繋がります。又、裏に取付ける部品数が削減されるので、表面の溶接痕減りますので、溶接痕削除作業、仕上げ作業が軽減し、リードタイム短縮及びコストダウンに繋がります。

製缶板金加工においては、タップ板の目的として使用される部品についても補強材を兼ねて使用することができるケースがあります。当事例のように、別目的で使用している部品を伸張することにより補強材として使用できれば、リードタイム短縮、材料費・加工費が削減によりコストダウンを図ることができます。製缶板金部品の設計においては、複数の役割を兼ねた部品使用ができないか検討することもVA/VE において重要です。